2010年11月6日土曜日

148万人が被爆、被曝死

◆膨張国家、中国の怨念 その26

   昨日、(中共の暴政により)東トルキスタン全体でこれまで100万人の死者が出たといわれています―と書きました。しかし実際はそれだけにとどまらず中国の核実験のために19万人のウイグル人が死亡、白血病などで129万人が被爆している事実があるのです。「WWW・ニュース」の2009/07/30(木) 記事を引用します。


   米国で最も人気の高い科学雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」7月号が、中国の新疆ウイグル自治区で中国当局が実施した40数回の核爆発実験の放射能により、数十万ものウイグル住民が死亡した可能性があるとする記事を掲載した。

   記事は、ウイグル人医師のアニワル・トヒティ氏と札幌医科大教授で物理学者の高田純氏の合同調査結果を基礎に書かれたもの。

   「サイエンティフィック・アメリカン」7月号は、
「中国の核実験は多数の人を殺し、次世代を運命づけたのか」
「中国が40年にわたり核爆弾を爆発させたことで、放射能の雲は住民の上を覆った」
という見出しの記事を掲載した。

   同記事はまず、トヒティ医師が新疆ウイグル自治区で1973年の子供時代、3日間、空が黒くなり、土砂のような雨が降ったのを目撃し、後年、それが核爆発の結果だったことを認識したと指摘。その上で「シルクロード上のロプノル実験場における、1964年から96年までの40数回の核爆発による放射能の結果、数十万の住民が死んだ可能性がある」と報じた。

   記事はさらに、現在、英国やトルコを拠点にウイグル人の放射能被害を研究するトヒティ医師が、高田教授と「ロプノル・プロジェクト」という共同研究を進めているとし、高田教授の「新疆ウイグル地区で放射能汚染のために19万4千人が死亡し、120万人が白血病などを病んだ」という算定を伝えた。

   「サイエンティフィック・アメリカン」は米国だけでなく国際的評価が高く、同誌が今回、事実として正面から伝えた「シルクロードの核汚染」は、それを否定してきた中国政府にも厳しい詰問となる。


   高田氏はその後の講演などで19万人が死亡、129万人が発病、被害者合計は148万人になるーと発表されています。これに対し中国は報道規制をし、一切を伏せています。社会主義国でこんなことが許されるのでしょうか。

   <お断り>7日は京都出張です。残念ながら休刊とさせてください。

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