2010年9月7日火曜日

エコ運転、わずか0.6キロ向上

◆清雅坊の温暖化対策  その2


  私が車の燃費に興味を持ったのは4年ほど前。地球温暖化防止運動に参加し始めたときで、他人様に省エネを説くならまず自分から、と実戦運動を始めたのです。

  当時の愛車は前輪駆動5速マニュアルの軽中古車スズキ・ワゴンR。買って3ヶ月たらずでした。当初の記録では通常運転で市街地走行ではリッター17・5キロ、国道と高速道主体の長距離では22・0キロという数字。長距離では驚異的な高成績だと思いました。

  それまで持っていた3ナンバーの4WD・ホンダCR‐V(4速オートマ)では市内走行7キロ、長距離11キロがやっとでしたから、すばらしい成績です。好成績な理由はエンジン、車体ともCR‐Vに比べて3分の1と小さいこと、2輪駆動であること、マニュアル変速であることに尽きるでしょう。

  すっかり気をよくした私はエコ運転をすればもっと好成績が出るのではないか、と考えました。エコ運転のコツは「急」の字のつく運転をしないことです。急加速、急ブレーキ、急発進などがそれです。

  それまでは1速飛ばしに運転(たとえば1速から3速に、3速から5速に)するなどかなりイージーな運転をしていましたが、きちんと各段を使用、たとえ前車との距離が空いていてもゆっくり加速、40キロ以上は5速で緩やかに加速することにしました。その結果出た数字が市街地走行で1リットル当たり18・1キロ。イージーな運転17・5キロと比べれば1リットル当たり0・6キロの向上となりました。「やればできる」という達成感とともに「たった0・6キロか」という思いも。

  エコ運転は精神面との戦いです。どうしても交差点発進直後などでは前車との距離が空きますj。次の交差点までには追いつくものの、後車の運転手はいらいらしていないか、と気を使います。同時に後車にもエコ運転をさせているのだ、という変な自負も。0・6キロの差をもっと伸ばしたい、という意欲が燃えてきました。

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