2010年9月9日木曜日

アルト、長距離でリッター24キロを達成

◆清雅坊の温暖化対策 その4

  さて燃費の出し方ですがプリウスなど最新の車には燃費計がついているので簡単に分かりますが、私の車は中古車でそんな便利なものは付いていません。専門家ではメスシリンダーなどを使って厳密に燃費を出すこともありますが、私にとってそれほど厳密なものは必要としません。そこで私が採った手段は満タン法です。これはガソリンを満タンにしてトリップメーターをゼロにします。次回、ガソリンを入れた時に入れたガソリン量をトリップメーターが指し示した走行距離で割ります。そうすればガソリン1リットルで何キロ走ったかが分かります。

  これを積み重ねていくと月間や年間の燃費も分かります。ただ手許不如意なときにガソリンを満タンにしない場合があります。したがって年間トータルなどはそういう場合を除いた数値となります。いったん走行パターンが決まりますとそれに沿って運転しますから、3年間の長距離、市街地合わせた走行燃費は1リットル当たり21キロ前後で定着していきました。

  こうして3年間が経過、愛車ワゴンRの車検が来ました。事前点検で請求されたのがトータルで40数万円の費用。あまりの巨額にびっくりしそれでは新車に乗り換えた方が得、と考え、今度はスズキアルト5段手動変速に変えました。手動の方が燃費がいいと思ったからです。今度の車も回転計はついておらず、前車と同じ時速10キロ、20キロ、30キロ、40キロでシフトアップする走行法を採りました。アルトはワゴンRに比べ車体がかなり軽く、前面の投影面積も狭いこと、新車であることから良い燃費を期待していました。

  ところが最初の燃費計算の日、それは裏切られてしまったのです。なんと出た数字はリッター当たり19.8キロ。1,2キロも悪いのです。はて?と考え込んでしまいましたが、一つのことに気が付きました。それは時速40キロで4速から5速にギアアップしたとき、45キロまでの速度アップ時にゴツゴツという抵抗感があったのです。低回転過ぎる、と感じました。そこで2速から3速、3速から4速は2-3キロ程度、4速から5速は5キロ程度速度をアップしてからギアチェンジすることにしました。

  そうしたところ1リッター当たり22キロを記録したのです。長距離では丁寧な運転をすると24キロも伸びるのです。市街地中心では20キロから21キロで走っています。これは十分満足できる数字でした。そして今年、8月末で丸1年が経過しました。年間を通してみると暖房を使う冬場は積雪や凍結路もあり長距離、市街地併せて20キロ程度です。夏場はなるべくエアコンは使わないことにしているのですが、猛暑の今夏は別。そこそこにエアコンを使った結果、やはり20キロ前後でした。

  それにしても長距離24キロはうれしいものです。プリウスやインサイトの実用燃費とあまり変わりません。私の友人のプリウスは24キロ、同じくインサイトは22キロです。車格はまったく違いますが温暖化問題に対する貢献度には胸を張れる成績です。

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