2010年9月1日水曜日

敵地攻撃能力を

 ◆韓国、日本原発を狙う巡航ミサイルを配備 その18

 敵地攻撃能力確保の必要性がお分かりになりましたでしょうか。つまりこうなのです。韓国が玄武、天竜両巡航ミサイルで任意な時に自由に日本の原発を破壊できるのも、自国に日本からの報復がないからです。日本は専守防衛主義をとっていますから。敵が来たら抵抗しますが、敵の発進地は攻撃しません。だから韓国にとって日本はまるで赤子の手をひねるように自由に処理できる国なのです。韓国にも原子力発電所が3個所あります。もし韓国が日本の原発を攻撃し、その見返りに韓国の原発を攻撃されるようであれば韓国は決して日本に手出しをしません。そのために日本は敵地攻撃の能力を持つべきなのです。

  残念ながら陸上自衛隊は渡洋攻撃できる弾道、巡航ミサイルを持っていません。海上自衛隊も本格的な対地巡航ミサイルを持っていません。航空自衛隊の対地ミサイルは短距離用です。おまけに航空自衛隊の爆弾投下装置は内地に侵攻を受けた時に使用するタイプで、大陸を攻撃できる仕掛けにはなっていません。それに対し韓国は陸海空軍いずれもが当然、本格的な敵地攻撃能力を持っています。軍の目的そのものが敵地攻撃能力なのです。韓国だけではありません。日本の周辺国すべてがそうなのです。ロシア、北朝鮮、韓国、中国、台湾すべてそうです。

  日本でしなければならないことはまず敵地攻撃能力の必要性を国民に訴え、理解を求めた上で自衛隊の装備改変に踏み切ります。またできれば憲法を改正し自衛権を明記すべきなのです。もちろん現憲法下でも敵地攻撃能力は認められています。「国際紛争解決に武力は使用出来ない」となっていますが、国家としての存在権は当然あります。国家が消滅するかどうかの瀬戸際に相手国を侵略しない形で敵の攻撃発進地をたたく権利は認められているのです。憲法を改正するのがベターなのですが、当面はこの存在権を使って自衛隊に敵地攻撃能力を付与するのが為政者の仕事ではないでしょうか。

  韓国の玄武、天竜両巡航ミサイルによって日本の首根っこが押さられている現状をもう1回直視してください。読者の皆様の反応をお待ちしています。 

     <この稿、終わり>


           合掌   清雅坊

1 件のコメント:

  1.   清雅坊です

      1日夜にこの稿を見られた方は違和感があったと思います。途中終結の形でしたから。私がパソコンの何かのキーに触れたのでしょう。突然、投稿となってしまい、そのあと聞いたこともない会社名でインターネットウイルス対策を有料でするよう求めて来ました。私はNTT西日本とウイルス対策の契約を結んでおり、それで十分だと思っていました。友人にも相談しましたが「放っておけ」というのでその通りにしました。しかしパソコンの速度が急速に低下、1字打つにも5分かかる始末。2日は急な葬儀や会議で仕事にならず、3日、やっと1日分の残り原稿が出稿できました。パソコン不調の原因はいまだ分かりませんが、電源を入れしばらくたつと徐々に回復してくることが分かりました。そういうわけで2,3日付の原稿はお休みにさせてください。お詫び申し上げます。
      合掌  清雅坊

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