2010年9月20日月曜日

暖房代は2人で月5150円

◆清雅坊の地球温暖化対策  その14

  「電気暖房による冬の寒さはこたえます」と19日付の原稿で書きましたら環境問題をやっている知人から「お前、馬鹿か」とお叱りを受けました。最新式の電気式ヒートポンプエアコンの電気代は10年前の約半分、20年前の1/4前後の電気代で済む、ということです。私にも概念的には分かっていたのですが、自宅のこととなると頭の中で連動しなくて「電気は高いもの」との固定観念が働いていました。

  実は我が家のエアコンは4半世紀前の古いものなのです。へたをすると電気代は最新式のものに比べ5倍以上高いかもしれません。安いタイプのエアコンなら数年で元が取れるくらい電気代が違うそうです。今冬は買い換えを検討しなくてはなりません。

  また電気ストーブ使用についてもお叱りを受けました。局所暖房でもエアコンの3-4倍の電気代がかかるとのことです。一台では部屋全体が温まりませんので、コタツや電気カーペットと一緒に使う事も多く、数年でエアコンが買えてしまう程の電気代がかかることもあるとのこと。

  秋冬の電気代を月2850円として冬の電気代月8000円で計算しますとエアコン、電気ストーブ、ホットカーペットなどの暖房代は月5150円。一人当たりにしますと2575円。やはり省エネに成功している、とみるのは独りよがりなのでしょうか。それにしても現状では室内でオーバーコートを着るぐらい寒いですから、1部屋だけ最新式の電気式ヒートポンプエアコンを導入、家族が1日中、そこで過ごすようにすれば事態はまた変わってくるかもしれません。

  それにしても電気全面頼みが2酸化炭素削減につながるのか、石油ストーブ併用の方が削減につながるのか、まだ計算式はみえてきません。資料収集をさらに進めたい、と思います。皆様もご支援ください。

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