2010年9月12日日曜日

微妙な交差点でのアイドリングストップ

◆清雅坊の温暖化対策 その7


  交差点で信号待ちの間、エンジンをストップすると燃費が向上すると多くの識者が述べています。信号待ちは車が止まっているのですからエンジンを止めれば当然、燃費は良くなるわけです。実際に信号待ちの間、エンジンが止まる車がマツダ、ホンダなど各メーカーから次々発売され、いずれも国のエコ車両に指定されています。

  これらの車はいずれもハイブリッドかオートマチックで、車が停止すると自動的にエンジンも停止、アクセルを踏むと自動的にエンジンが掛かる仕組みで、人間が感知できるほどのタイムロスが無いのが特徴です。一般的にアイドリングストップ機構、アイドリングストップ装置などと呼ばれています。

  この装置が無い車はどうすれば良いのでしょうか・交差点が赤信号の場合、エンジンを止めればそれでいいのですが、すぐ青信号になってエンジン再スターすれば、エンジンスタートの際は濃いガソリン混合気をエンジンに送り込みますからかえって燃費は不利になります。自動車雑誌などによりますと15秒以下では燃費は増えるそうです。

  またバッテリー、モ-ターなどへの負荷、モーターヘの電力供給を考えますと、あまり短時間のエンジンストップは考え物です。このあたりのデータをきちんと記した資料がまだ入手できておりません。読者の方でご存知の方があれば、ご一報くださるとありがたく存じます。

  私の場合はスクランブル交差点で赤信号に切り替わった直後、矢印がある交差点で赤信号になった直後はアイドリングストップしていますが、短時間で青信号になると予想される場合はエンジンを止めません。

  またアイドリングストップは夏の冷房、冬の暖房を止めてしまうことになりますから精神力との戦いになります。交差点でのアイドリングストップは精神力に自信のある方は挑戦されることをお勧めします。燃費への効果は確かにあります。

0 件のコメント:

コメントを投稿