2010年9月16日木曜日

盛夏の光熱費3,655円

◆清雅坊の地球温暖化対策 その10

  待っていた8月の我が家の電気代領収書が届きました。それを基に本日から我が家の省エネ作戦をご紹介します。真夏1ヶ月間の電気代は3,655円。これが1ヶ月間の我が家の光熱費の全てです。電気代の対象期間は7月16日から8月17日。まさに盛夏真っ盛りの期間です。おまけに今年は最高気温36度の日々が続きました。38度を越えた日もありました。知り合いの一家では冷房費がかさんでなんと3万4000円の電気代だったそうです。

  なぜこんな光熱費で済んだのか、どんな省エネ作戦だったのか、冬も含めこれから詳しくお話します。

  我が家は私と妻、それに犬の2人と1匹家庭です。家は鳥取市の郊外にあり南は市道、東西は民家、北側は畑に囲まれています。築30年の2階建て木質系プレハブ住宅。今は時代遅れになってしまいましたが建築当時はペアガラス、断熱材入り壁と冷暖房効率を考えた家でした。エアコンは2部屋に、扇風機と電気ストーブは各部屋に、風呂と台所の熱源は都市ガス、これ以外に浄化槽が電気を消費します。

  さて省エネを考えていなかった6,7年前は夏冬の電気代は7000円から9000円、都市ガスが年間を通じ月3000-4000円でした。春秋の電気代は月3000円前後と記憶しています。

  そんな折、我が家に小事件が発生しました。妻が目を離したすきに天ぷら鍋に火が入り、消火しようとした私は顔に火傷してしまったのです。幸い一晩中顔に水をかけて冷やし、あばた面は何とか避けることが出来たのが不幸中の幸いでした。「ガスは危ない」と直感した私は妻を説得して台所の熱源は電気に切り替え2,3の曲折を経て最終的にIH調理器にしました。

  風呂はガスを使い続けましたが故障したのを契機に水風呂専用にし、約10キロ離れた温泉に通い出したのです。そして4年ほど前、地球温暖化防止運動に参加し始めた私は他人を説得する前に自分を変えなくては、と家庭での省エネに取り組み始めたのです。

  そのときは既にガスは使用していませんでしたから電気代をどう節約するかが焦点でした。まずは小まめな消灯を始めました。これはすぐなれました。家人のどちらかが帰宅するまでは門灯、玄関の両方の照明をつけっぱなしでしたが、どちらかを消して節電。3台あったテレビも節電型の1台のみとし、テレビをつけながらほかのことをする“ながら”族は中止してテレビのつけっぱなしはやめにしたのです。

  妻はテレビの替わりにラジオを愛用、家事をするときはラジオを聞きながら、という生活スタイルに変わっていきました。これは節電効果が相当あったと思います。明日は節電の決定打をお話します。

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