2010年8月22日日曜日

日本を仮想敵国に

◆韓国、日本原発を狙う巡航ミサイルを配備 その12

   韓国の巡航ミサイル玄武・天竜による日本の原発攻撃を防ぐには日本が敵地攻撃能力とその意思を持つことーと問題解決の処方を示しました。これに対し「韓国が日本に敵対するわけはない」と多くの読者の皆様が考えている、と推測しています。これが日本人の常識的な見方でしょう。

   ところが韓国は毎年のように韓米定例安保協議会(SCM)で、韓国政府が米国政府の『核の傘』提供の削除を求めると共に、日本を『仮想敵国』と表現することを求めています。これはなぜか日本のマスコミはほとんど報道していません。一口で言うと韓国はアメリカに対して日本を仮想敵国としろ、というものです。これに対しアメリカは毎年、一笑に付しているようですが度重なる要求に米国内の反日派議員は心をとめている人もあるようです。そんなことはあり得ない、と考える人のために少し古いですが2006年10月18日の韓国・中央日報日本語電子版の記事を書き写します。このようなことが毎年、繰り返し行われていることに注目ください。少し冗長になりますが我慢ください。

韓国、昨年SCMで米国に「日本を仮想敵国に」要請

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=80903&servcode=200§code=200

 「昨年10月に開かれた韓米定例安保協議会(SCM)で、韓国政府が米国政府の『核の傘』提供の削除を求めると共に、日本を『仮想敵国』と表現することを求めていた」との主張が出ている。

17日に行なわれた駐米大使館に対する国政監査で、無所属の鄭夢準議員が指摘したもの。鄭議員は「韓国政府がそのように主張したが、米国が拒否したと聞いている」と付け加えた。また「韓国政府内にこうした考えを持つ人がいることが心配だ」と指摘している。質疑を終えた鄭議員は「どこで同情報を得たのか」という記者の質問には答えず「そういう発言があったから、調べれば確認できるだろう」と述べるにとどまった。

また、米日同盟などを考えれば韓国政府がこうした意見を出せるだろうかという質問には、「核の傘提供」の削除要請も通常なら考えられないのではないかと反論。続いて鄭議員は「韓半島有事の際に米軍の後方支援を行なえるよう日本が関連法律をまとめており、韓国は支援を受けることになるにもかかわらず、韓国政府内にこうした考え方の人がいるのは非常に心配だ」と語った。

  一方、鄭議員の質問に対し答弁に立った李泰植(イ・テシク)大使は、こうした問題が提起されていたとは考えていないと応えた。だがワシントンの外交消息筋は「鄭議員の話が正しい」と述べた。同筋は「鄭議員はこの日、昨年SCMに深くかかわっていた米国側の人物からそうした話を聞いただろう」とし「当時韓国代表団が、北東アジアにおいて日本の潜在的脅威が大きいとの点を強調し『仮想敵国』に触れると、米国側は一考の価値もないとし断った」と伝えた。

李相逸(イ・サンイル)特派員

2006.10.18 16:53:54

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