2010年8月16日月曜日

1原発1射撃単位の用地確保

◆韓国、日本原発を狙う巡航ミサイルを配備 その6

  国内19原子力発電所(休止中を含む)を韓国・玄武巡航ミサイルから守るにはどうしたら良いでしょうか。読者の皆様も気が付かれたと思いますが、全原発に対空ミサイル配備用地を確保し、いざという時は陸空自衛隊の対空ミサイルを移動、配備すれば問題は相当数解決します。特にレーダー車両を配備する場所は高台でないといけません。素人の悲しさ、レーダー車両とミサイル発射車両とどの程度、離して置けるものか分かりませんが、各原発単位に自衛隊の要求する場所にきちんと空き地を確保すべきなのです。

 出来得れば宿舎も確保、長期配置ができるようにし、さらに北朝鮮コマンド部隊対策として普通科部隊を配備できれば理想的です。さて部隊の配備間隔ですが、陸自の03式中距離滞空誘導弾の射程距離は約50キロ、空自のパトリオットは15-35キロです。パトリオットの射程距離が短いのは弾道ミサイル対策があるためです。若狭湾にある敦賀、美浜など5原発を除いて原発間の距離は数百キロありますから、原発1カ所について最低1射撃単位の配備を必要でしょう。若狭湾についても相互防衛の見地から1原発1射撃単位の配置が不可欠といえます。

  対空ミサイル配置となれば地元では必ず反対運動が起きます。これを乗り越えて用地確保をしなければなりませんが、必要に応じて収用法適用くらいの思い切った対応も必要となってきます。反対運動をしようとしている人が被爆者にならぬためにも説得活動が必要です。忘れてならないのが取り付け道路の建設。射撃単位には大型トレーラー級の車両も含まれます。それらの車両が不自由なく通行できる県道クラスの道が必要です。

  中国電力の島根原子力発電所を例にとりますと、発電所西側の松江市片句の漁港と発電所間の尾根。または片句から佐陀本郷にかけての県道37号線の北側か南側に適地があります。いいことには37号線はほぼ島根半島の尾根筋にあり、眺望がよく効くことです。レーダー設置にはもってこいといえます。37号線は一部1車線のところもあり、往復2車線の拡幅が必要です。沿道は山林で単価的には安く、韓国にも近いことから早期の整備が必要でしょう。

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