2010年7月6日火曜日

争うが人口増大の弥生人

  ◆平和だが人口減少の縄文人


  妻木晩田遺跡が示すように弥生人はなぜ戦争をしたのか。これは現在、世界各国で戦争、紛争が絶え間ないことの基本原理につながるかもしれません。人類の破滅を呼ぶかもしれない核戦争の火種がありながら闘争を続けている現生人類。その人間の奥底にあるより良い暮らしをしたい、他人よりより多くの財産を持ちたい、豊かな生活をしたい、と思う心の原点が弥生にある感じがするからです。日本列島先住民の縄文人は争いませんでした。しかし縄文人は縄文末期、寒冷化の影響を受け人口が減少、最盛期の人口の約28%、約7万5000人程度に減りました。

  一方、弥生時代はその7万5000人から一貫して人口が増え続けその末期には約59万人となっています。戦争はしないが人口が減るかもしれない縄文、戦争はあるが人口が確実に増える弥生。このどちらがよいのかこれから検証していきましょう。


 @ご心配をかけましたが、やっとパソコンが復旧しました。やはり原因はマウスにありました。残念ながら復旧に時間をとられ本日は短い文章です。勘弁ください。

                                    清雅坊

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